ただし、どういう基準で弁護士を選べばよいか分かりません。
iタウンページで調べた地元の弁護士事務所に電話してみます。
私「すみません、相談したいことがあり電話したのですが」
女性「はぁ。いま先生は外出中です」
次の事務所に電話します。
私「iタウンページを見て電話をしています。相談したいことがあるのですが」
女性「どういった事でしょうか?」
私「お恥ずかしいのですが妻が不倫をしておりまして」
女性「えっ!?不倫ですか・・・」
私「はい・・・」
女性「先生は本日事務所に戻らないのですが」
私よりも年下であろう女性事務員に夫婦問題を告白するのが恥ずかしくてとても嫌でした。
しかもどことなく迷惑そうな雰囲気。
他の事務所では渋い声の先生が直接電話を取りました。
妻が不倫している事。不倫相手を排除したい事。離婚は考えていない事を簡単に伝えます。
すると「ウチの場合は離婚しないケースは取り扱わないんです」と、まさかの返答でした。
おそらくは不倫問題なんて専門外で、企業の顧問などしっかりした稼ぎがあるのでしょう。
慰謝料請求の訴訟も考えていない不倫問題の書面作成業務なんて魅力は無いのだろうなと感じました。
ただ不思議と怒りはありませんでした。「そりゃそーだ」がその時の印象です。
私の経験上ですが、弁護士の探し方は以下が良いと思います。
①地元の急行が止まるくらいの規模の駅名+弁護士 で検索。
②ホームページにアクセスし、離婚問題のカテゴリーがあり、
③フリーダイアルの相談窓口があるところ。 です。
だいたい30分の初回相談無料が設定されているので、
この人だ!と思う弁護士が見つかるまであちこち訪問してみる事です。
私が依頼した弁護士(E先生)はこの手順で知り合いました。
私より少し年下で妻子あり。
サバサバした印象で、無駄話は切り上げたそうにする冷たい人ですが、
仕事は早く、問い合わせのメールもすぐに返すレスポンスの良さがありました。
何よりもE先生に依頼しようと思ったきっかけは、
初回の無料相談時の最後に私がした質問、「先生が私の立場でしたらどうしていますか?」
の問いに間髪入れず「私でしたら袋叩きにしています」と答えた事です。
その時何か胸の内がスッとしたのを覚えています。この先生に頼んでみようと思いました。
このE先生、後日私が依頼していないのに作成した書面を不倫相手のSの勤務先店舗に
手渡しで持っていき私をヒヤヒヤさせました。
E先生。初回の相談時にこう言ったのを覚えています。
「私が担当した類似のケースは残念ながら全て離婚になっています。男性側が我慢できなくなってしまうんです」
・・・・・。
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